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会員番号・氏名:101 服部一宏
日 付 :4月14日(日)
大 会 名 :スカイランニングマスターズ世界選手権zelalskyrace(ポルトガルVouzela)
種 目 :Skyrace35km(Over50)
記録(グロス) :4:52′42″感 想 :
海外初レースはポルトガル🇵🇹で
【レース編】
2回目の開催となるスカイランニングマスターズ世界選手権に日本代表として出場してきました。ポルトガルのこの時期にしては珍しく大会当日は28℃-30℃まで気温が上がる予報だったので、前々日のブリーフインクで必携装備の水の量が1リットルから1.5に。脱水では以前痛い目にあったことがあるので水は多めに持つことにした。
スタートの準備が整いスタート前にMCが選手を盛り上げます!チームで円陣を組ん無事にゴールすること、美味しいビールを飲むことを誓い合い、そして7:30スタート。
序盤から海外選手の力(同じオッサン同士)との実力の差を試すように、登りも下りも良いペースで進む6キロ地点では昨日ウルトラのレースを終えたチームメイトの応援を受けて元気をもらう。この辺りは試走した区間、川を渡る箇所では濡れるのは覚悟していたので石の上ではなくて一歩目からドボン(笑)。滑りやすい苔の箇所をトラバース。登りが得意な選手、下りを攻めまくる選手、前後して進むように区間だった。
岩場を攀じ登ると開けたピークをしばらくしてエイドに到着。水を1リットルとオレンジを一切れ補給。エイドには海外のサポーター達も居て自国だけでなく選手全員をも応援してくれる♪応援の楽しさ、盛り上げて方を知っているようだった。
海外の選手はストック使い方が上手い。出し入れがとてもスムーズ、日本では使えるレースは限られているけど、ラクそうに登っていく。岩場、泥、トレイルと次々に変化に富んだ路面をクリアしていき、いよいよレース終盤のピーク地点、水分と塩分は十分に摂っていたつもりだったけど足が攣り始める。ここで攣ってたらヤバいなぁと試走の時に考えてたけど今、その状態。
指先まで伸ばして岩場の出っ張りにしがみついて、攣りかけだ左足をゆっくり上げる。今までの経験をフルに活かして攀じ登る。このピークを過ぎればあとは7キロ程下り基調。
緩やかな下りだけど油断は禁物。快調にスピードに乗ってきたところでスリップして転倒。『痛ってーーー!』と大声で叫ぶ。大声出して気合い入れ直し。この辺りから別カテゴリーのランナーがチラホラ見えてきた。道を譲ってもらいゴール向かってる駆け下る。最後の舗装路を駆け下り橋の下をくぐり、ゴールでは日本のチームメイトがお出迎えしてくれました。
日本チーム9名は全員無事完走。得点でポルトガル、ブラジルに続き、日本は3位で銅メダルを獲得したしました!
渡航前から準備を重ねて色々な不安もありましたが、素晴らしいチームメイトに恵まれ人生初の海外レースは本当に良い経験になりました。
ありがとうございました。(オブリガード)